「ちょっと広告増えてない?」と感じていたAmazonプライム・ビデオユーザーに、思わず「やっぱりな」と言わせるニュースが飛び込んできた。2024年から導入された広告が、知らぬ間に“ほぼ倍増”していたらしいのだ。
広告は“3分半”から“6分”に? 背景には収益拡大の動き

Amazonは、エンタメ事業の収益拡大を狙って、2024年1月からPrime Videoに広告付きプランを導入。導入時の説明では「1時間あたり2〜3分半」とされていた。
ところが2025年6月、広告業界専門メディア「Adweek」が入手した情報によると、実際は現在1時間あたり4〜6分にまで増加しているという。
Amazonの対応は?広告体験“向上”がミッションらしい
Adweekの報道によれば、Amazonは広告主に向けたメールで、広告時間の増加を伝えていたそうだ。しかし、この内容はユーザーには知らされていなかった。
気になるツッコミどころ
「私たちの使命は、単に表示される広告の数を増やすことではなく、広告体験を向上させることです」
……という、Amazon広告担当者のコメント。「数じゃなくて“体験”で勝負!」ということらしいが、倍になった広告時間に納得できる人がどれだけいるかは別の話。
ネットでの反応は?「あれ?なんか増えてない?」からの拡散
当初は静かだったが、徐々に「最近CM多くね?」「Netflixよりうざい」などの投稿がX(旧Twitter)やRedditでジワジワと拡散。
特に“4分〜6分”という具体的な数値が明らかになったことで、「やっぱ倍になっとるやんけ!」という声が目立つように。炎上まではいかずとも、ザワつきムードは広がっている。
ユーザーのリアクションはこんな感じ
- 「CM倍は草、もうテレビやん」
- 「倍プッシュきたな…!」
- 「Amazonって最初は優しかったのに…」
- 「最近見てるとほんとCM多い、まじ体感でわかる」
- 「まあ月額上がらんだけマシか…」
この“CM倍増問題”が映す、サブスクの次のフェーズ
今回の件は「視聴者には伝えず広告を増やした」という点が特に注目された。ストリーミング業界全体が収益重視にシフトしている中、Prime Videoもその流れに乗った形だ。
とはいえ、ユーザーとしては“サブスクなのに広告増える”という現象にモヤるのは当然。このトレンドが今後、他サービスにも波及するのか──ちょっと注視しておきたい動きだ。
ライター:タケシ
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