「マンガばっか読んでたらバカになる」──そう言われた世代に朗報だ。明治学院大学の研究で、「マンガ読むと漢字の読解力が上がる」ってマジかよ案件が発表され、教育関係者もネット民も「それな」「知ってた」の嵐に。送り仮名や文脈の有無によって漢字の読み取り正答率が激変するという実験が行われたほか、なんとマンガ・雑誌の読書量が“推測力”に影響していたというからびっくりだ。
論文タイトル長すぎ問題と“暈ける”の読み方問題
発表された論文のタイトルは『The Roles of Okurigana and Lexical Context in Reading Kanji Words with Kun-Reading and Their Relationship to Reading Amount』。長い。しかも英語。
要は「送り仮名と文脈がどれくらい訓読みの理解に効いてくるか、ついでにマンガ読む量と読みスキルの相関も調べたよ」という内容。

実験では、「暈ける」「嗄らす」「臥す」みたいな日常ではあんま見かけないレア訓読みに関して、文脈や送り仮名の有無を変えて出題。正答率は、何もヒントなしだと14.7%だったのに対し、送り仮名&文脈ありだと38.5%に。つまり2.5倍読みやすくなるという結果に。
教授の実験と学生たちのガチ回答
調査対象は大学生124人。彼らに「暈〇〇」みたいな難問をぶつけ、送り仮名・文脈の有無で分類した4パターンの設問に挑ませた。結果、ヒントがあるかどうかで明らかに回答精度が変わった。
ツッコミどころ:まさかの“音韻プライミング効果”
「恥ずかしい」という語では、送り仮名の「ずかしい」が作用し、「は」という読みを推測しやすくなる
「古傷が疼く」→「疼く」の読みが“うずく”ってわかっちゃう
こうした例が「音」「意味」「使われ方(連語)」による“プライミング効果”として分類されてて、読書量が多い人ほどこの効果が強く出るというのが面白い。
X(旧Twitter)でも「マンガ読んで正解だった」派が続々
ネットでは「やっぱりな」「マンガこそ国語の先生」と言わんばかりの投稿が並び、特に“マンガ否定派”を論破したい勢が盛り上がっている。教育現場で軽視されがちなマンガの再評価が、いよいよ来るかもしれない。
しかも、論文の中では一般書籍よりもマンガ・雑誌の読書量が訓読みのスキルと強く関連してたという調査結果も。要するに、マンガのフリガナが地味に強い。
読者の声・SNS反応
- 「マンガ読んでただけなのに漢字読めるようになってて草」
- 「“暈ける”を“ぼける”って読めたオレ、勝ち組やった」
- 「これ、国語の教科書にジャンプ載せたほうがいい説」
- 「送り仮名と文脈だけで読めちゃうの、脳すごすぎ」
- 「“顔色を窺う”とか読めるの、ガチでマンガ効果やん」
なぜ“マンガで賢くなる”説が今、注目されてるのか
スマホで読む文章が短文化してる今、長文の読解力や推測力が低下してると言われる中で、マンガという“文脈&フリガナ付き教材”が再評価されるのは当然の流れかもしれない。
従来の「漢字は書いて覚えろ」式の教育から、推測・文脈理解の方向へシフトする中で、「読むだけで賢くなるマンガ」って、割と理想的な教材では?という声もある。
次は「ギャグマンガと読解力」「異世界転生と語彙力」の関連も調べてくれたら最高だ。
「フリガナは甘え」じゃなかった!“読み取る力”を育てる隠れた教材だった件
昔「フリガナ=甘え」って言われてたけど、今や“最強の読解サポート”だったとは…。マンガに育てられた世代、堂々と胸を張ってOKかも。推測力って地味に最強スキルだよな〜。
ライター:タケシ
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