ドジャースの大谷翔平選手をめぐり、また一つ大きな動きがあった。1億ドル規模とも言われるスポンサー契約の中で、長年タッグを組んできた三菱UFJ銀行が契約を終了したというニュースが報じられ、ファンのみならず広告業界にも波紋が広がっている。これまでの強固なパートナーシップが突然解消された背景には、想像以上の「金額」と「タイミング」が関係していたようだ。
契約満了は突然に──大谷と三菱UFJの6年に幕
2024年3月末、三菱UFJ銀行が大谷翔平との契約を更新しないことを決定。2018年、日本ハムからメジャーへと渡ったタイミングで結ばれたこのブランドパートナー契約は、以来6年間にわたり続けられていた。
赤いユニフォームのエンゼルス時代、大谷の姿と同行のコーポレートカラーが見事にマッチした広告は、記憶に残る印象的なビジュアルだった。エンゼルスからドジャースに移籍し、ユニフォームがドジャーブルーへ変わってからも、契約は継続されていた。

証言が語る「契約終了」の裏側
「三菱UFJ銀行が契約更新しないことを決め、3月末で大谷との契約を満了したのです」
──経済紙記者
理由は“金額”と“拘束時間”
報道によれば、これまで年間約3億円だった契約料が、年間10億円に跳ね上がったという。代理人のネズ・バレロ氏も、大谷のスポンサー収入が2025年には1億ドルに達することを「間違いない」と認めており、その価値の急騰は周知の事実だ。
それでも支払えない額ではなかった。しかし、問題は拘束時間の制限
「今後は、侍ジャパンを通じた日本野球界全体の応援に加え、ラグビーやバレーボール等の協賛活動を通じたスポーツ振興や次世代支援等に引き続き貢献していきます」
──三菱UFJ銀行 広報部
ユニフォームの“青”は無関係?みずほカラーとの憶測も
一部では、エンゼルス時代の「赤」からドジャースの「青」へとチームカラーが変化したことで、みずほ銀行を連想させるようになったことが契約終了の要因では?という憶測も飛び交っている。しかし同行はこの点について明確に否定。
「大谷選手の起用は、その在り方や姿勢に共感して行っていたものであり、ユニフォームの色は関係ございません」
──三菱UFJ銀行 広報部
ブランドカラーの変化が直接的な理由ではないことは明言されたが、それでも「色」の与える印象がスポンサーシップに与える影響は少なからずあったのかもしれない。
市場の注目はますます加熱──大谷を巡る“広告戦争”
2025年に向けて、20社以上との契約が進行中とも言われる大谷。日本企業のみならず、アメリカを中心としたグローバル企業の間で、まさに「広告戦争」が繰り広げられている。
その中で、三菱UFJのように一歩引く選択をする企業もあれば、今まさに参入しようとする企業もある。大谷の影響力は、単なるCM出演にとどまらず、ブランドの「顔」としての存在感そのものに価値を持っている。
特に広告出演の頻度が限られている今、その“希少性”がブランド価値をさらに高めている側面もあるだろう。
SNS・読者の反応
- 「10億ってすごすぎ…そりゃ大手でも見直すかも」
- 「赤から青って、確かにイメージ変わるよな」
- 「バレーやラグビー支援も応援したいけど、大谷との契約終了はちょっと寂しい」
- 「企業としては正しい判断だけど、惜しいよね」
- 「これからどこが新スポンサーになるのか楽しみ」
今後、どの企業が大谷とパートナーシップを組むのか、そしてどんなメッセージを発信するのか。彼の一挙手一投足が、広告業界のトレンドさえ左右する存在となっているのは、間違いない。
文・望月結衣



みんなの反応