東京の平均月給が世界38位に転落…ニューヨークの半分との報告に驚きの声
ドイツ銀行の最新レポートによると、東京の平均月給（税引き後）は2,592ドル（約37万円）で、世界69都市中38位という結果に。ニューヨークの平均月給5,128ドル（約74万円）と比べても半分程度の水準に落ち込んでおり、2012年当時は両都市がほぼ同水準だったことを踏まえると、10年で大きな格差が開いたことが明らかになった。
「東京で稼ぐ時代は終わった」海外移住を提案する声も
ネットでは「日本に残って低賃金で疲弊するのは時代遅れ」との意見が目立ち、海外での就労や外貨での収入を模索する動きに言及する投稿も見られた。特に「東京はもはや“出稼ぎ先”ではなく、移民して外で稼ぐ時代」といった主張が強く支持を集めている。
生活コストを含めた“豊かさ”とは何か、議論に
一方で、「給料が高くても生活費が高ければ意味がない」「ニューヨークは家賃も医療費も狂ってる」といった反論もあり、単純なドル換算だけでは比較できないという冷静な指摘も。実際、東京の住みやすさや社会保障の違いを考慮すべきという声も根強い。
円安と賃金停滞を“チャンス”と見る逆転の発想も
「日本で給料が上がらない現実」を前提としながらも、「それなら外で稼げばいい」とポジティブに転換する考えも広がりつつある。リモートでの海外案件、ドル建て報酬、副業や投資で外貨資産を持つ戦略など、今の状況を“稼ぎ方を見直すきっかけ”と捉える声も多数あった。
なぜ“ニューヨークの給料”はここまで上がったのか？
ニューヨークでは、コロナ禍をきっかけにテック系や金融業界を中心にリモートワークが浸透し、高スキル人材の取り合いが激化しました。その結果、報酬水準が引き上げられ、全体の平均月給が上昇傾向に。さらに、最低賃金も年々引き上げられており、サービス業などでも給料が底上げされています。
ドル換算だけでは見えない“為替の罠”とは？
今回のように各国の給料を「ドル換算」で比較すると、円安の影響が色濃く出ます。1ドル＝80円台だった2012年に比べ、2024年は1ドル＝150円前後まで下落。つまり日本円の価値が落ちている分、ドル建てで見ると日本の収入は相対的に安く見えてしまうのです。
日本の平均月給はどう決まる？その意外な“からくり”
厚労省の統計で使われる「平均月給」は、企業規模・正社員中心で算出されるため、実態より高めに出る傾向があります。ボーナス込みで“月換算”しているケースもあり、手取りベースでの実感とはズレがあるのも事実です。地方在住や非正規雇用を含めた“中央値”を見ると、もっと厳しい現実が見えてきます。
「海外で働く」と言っても何ができる？現実的な選択肢
実際に海外移住する以外にも、現代では“外貨で稼ぐ”手段が増えています。たとえば、英語ができれば海外企業とのリモート契約や、クラウドソーシングでの副業、YouTube・電子書籍・NFTなど、収益源を外に求める人が増加中。日本にいながら“グローバル収入”を得る動きが現実的になってきています。
東京の物価は本当に安いのか？意外と高い“あのコスト”
「東京は物価が安いから」と安心する声もありますが、実際には家賃、交通費、生鮮食品の価格は他国と比べても割高な傾向があります。特に青果や乳製品は流通コストや等級制度の影響で価格が高止まりしがち。節約しても生活コストがかさむ構造に注目が集まっています。
ネット上で巻き起こった反応まとめ
- マジか、東京の月給がニューヨークの半分って…
- 2012年ではほぼ同水準だったのにここまで差がつくとは
- 東京で疲弊してる人、そろそろ気づこうぜって話
- ニューヨークが上がったというより日本が停滞しすぎた
- 外貨で稼ぐ時代に突入してるのかも
- 円安と給料据え置きが合わさって地獄みたいになってる
- 東京住みの意味とは…
- 生活コスト含めた“実質収入”を比較しようや
- お金の価値が変わってるんだよ、感覚もアップデート必要
- 海外行ったほうが稼げる、ってもう現実だよね
- 昔は「日本＝豊か」だったのにな…
- 悲しいけど、今の数字がリアルなんだろうな
管理人コメント
「東京の平均月給が世界38位」という事実はなかなか衝撃的でしたが、議論の中には単なる悲観ではなく、現状を打開するための前向きな視点も見られました。これを機に、私たちも「どこで、どう働くか」を改めて見直すタイミングなのかもしれませんね。
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